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共同通信
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各国の海上保安機関トップが集まる「世界海上保安機関長官級会合」が31日から始まるのを前に、東京都内で30日夜、レセプションが開かれた。岸田文雄首相があいさつに立ち「海上保安分野のリーダーが対話を通じて共通の価値観を分かち合う重要な機会。会合で各国の結束が固くなると確信している」と述べた。
岸田首相は、国際社会が大きな変化に直面しているとした上で「力による一方的な現状変更ではなく、対話によって課題を解決することが求められている」と指摘。「海が法の支配の下、自由で開かれた秩序を維持することは人類共通の利益だ」と強調した。