家族が「人質の健康状態確認を」

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共同通信
30日、イスラエル中部テルアビブで記者会見するラモス・アロニさん(共同)

 【テルアビブ共同】パレスチナのイスラム組織ハマスが人質だとする女性3人の映像を公開したことを受け、3人の家族や友人らが30日夜、イスラエル中部テルアビブで記者会見し、「生きている様子を見てほっとした」と語る一方、赤十字国際委員会(ICRC)に健康状態を確認するよう訴えた。

 家族らによると、映像に写っていたのはリモン・キルシュトさん(36)、ダニエル・アロニさん(45)、レナ・トルパノフさん(50)の3人。アロニさんは「私たちは無実の市民。家族の元に今すぐ戻して」と叫んだ。

 アロニさんの父ラモスさんは「赤十字が主導して人質の健康状態を確認してほしい」と求めた。