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共同通信
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埼玉県蕨市の郵便局で起きた立てこもり事件で、人質強要処罰法違反の疑いで逮捕された自称同県戸田市の職業不詳、鈴木常雄容疑者(86)が「郵便局の人と話したかった。逃げ遅れた人を人質に取った」と供述していることが1日、県警への取材で分かった。県警によると、特定の人物との面会を求めていたという。
事件は10月31日午後2時15分ごろ発生。郵便局で拳銃のようなものを使って女性職員2人を人質にした疑いが持たれている。
同日午後1時ごろ、鈴木容疑者の自宅とみられるアパートで火災が発生。その十数分後には、戸田市の戸田中央総合病院で屋外から診察室に拳銃が発砲される事件があった。