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共同通信
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【ワシントン共同】米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は10月31日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ情勢を受け「米国内でテロ攻撃が発生する危険性が別次元にまで増大している」と警告した。上院国土安全保障・政府活動委員会の公聴会で証言した。
レイ氏は、ガザ情勢が緊迫して以降、国際テロ組織アルカイダが米国を攻撃するよう呼びかけを強めていると指摘した。過激派組織「イスラム国」(IS)も信奉者らに対し、欧米のユダヤ系の住民らを狙うよう促しているとも明らかにした。
レイ氏は「最も喫緊の懸念」として、個人や少数の集団が米国人を攻撃する可能性を挙げた。