MTA、最新地下鉄車両を運休 ギアボックスの不具合でパンク

 

MTA、最新地下鉄車両を運休

ギアボックスの不具合でパンク

 

地下鉄A線を走るR211A車両(Photo:EmperorOfNYC / https://commons.wikimedia.org/wiki/File:R211A_A_Train_@_Inwood-207th_Street_July_7th_2023.jpg )

 

ニューヨーク州都市交通局(MTA)が新たに導入した最新の地下鉄車両「R211」で構成された7編成のうち6編成が、ギアボックスの不具合で運行を停止していることが、明らかになった。R211は現在A線を走っているが、MTAによれば、運行に影響はないという。

8月以来、MTAは毎月2両の新型車両R211(各車両は10両編成)を投入。この車両は、最先端で最高級である上、より速く、よりクリーンで、より安全だと標榜している。MTAの関係者は「新型車両は、より信頼性の高いサービスを提供する」と強調する。

SNSに投稿された動画では、A線のノストランド・アヴェニュー駅を走行中の新型車両が音を立てて走行し、運行から外される様子が撮影されている。車両のギアボックスは自転車のチェーンを動かして車輪を回すギアに似ているとされる。そのギアが破損すると、車輪がロックされた後、パンクするという。MTAは、この動画に関するコメントを避けた。

4月には、R211が落書きされ、運行を停止したことがある。MTAの新型車両がトラブルを起こすのは珍しいことではない。2020年、MTAが導入した最新車両R179は、ドアの不具合で運行を取りやめた。(26日、ゴッサミスト

 


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