トヨタ、売上高40兆円超え

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共同通信
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 トヨタ自動車は1日、2024年3月期の連結業績見通しを上方修正し、売上高を従来の38兆円から43兆円に引き上げた。本業のもうけを示す営業利益を3兆円から4兆5千億円、純利益を2兆5800億円から3兆9500億円とした。いずれも過去最高を更新する。世界的な半導体不足の緩和で新車の生産が回復していることや、円安が追い風となる。

 同時に発表した23年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比24.1%増の21兆9816億円、本業のもうけを示す営業利益が約2.2倍の2兆5592億円、純利益は約2.2倍の2兆5894億円だった。

 レクサスブランドを含むトヨタ単体の中間期の世界販売台数は前年同期比9.1%増の約517万2千台で、下半期も含む年度半期ベースで最高を記録した。需要に供給が追いつき、国内や北米の市場が特に好調だった。