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共同通信
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【北京共同】中国の王毅外相は1日、オマーンのバドル外相とパレスチナ自治区ガザ情勢について電話会談した。中国は11月の国連安全保障理事会議長国。王氏は「各国特にアラブ諸国との協調を強化し、人道危機の緩和や和平プロセスに向け努力したい」と述べた。中国外務省が明らかにした。
中国はイスラエルによるガザ攻撃に批判的な立場を取り、イスラエルを支える米国をけん制。アラブ諸国との連携強化を図っている。
王氏は電話会談で「問題の根源はパレスチナ人の合法的権益が保障されていないことにある」と指摘。イスラエルとパレスチナの「2国家共存」が問題解決の「活路」だと改めて強調した。