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共同通信
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2日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台前半で取引された。米連邦準備制度理事会(FRB)が1日の連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利の据え置きを決めたことで米長期金利が低下し、日米の金利差縮小を意識したドル売り円買いが優勢となった。
午前10時現在は前日比1円03銭円高ドル安の1ドル=150円34~35銭。ユーロは56銭円高ユーロ安の1ユーロ=159円35~42銭。
FRBのパウエル議長による記者会見の発言についても、金融引き締めに積極的なタカ派姿勢を強める内容ではないとの受け止めが広がり、市場では今後の追加利上げの観測が後退した。