米中気候変動特使が会談へ

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共同通信
米国と中国の国旗(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米国務省は2日、ケリー大統領特使(気候変動問題担当)が4~7日にカリフォルニア州パームスプリングズ郊外の保養施設サニーランズを訪れ、滞在中に中国政府で気候変動問題を担当する解振華特使と会談すると発表した。11月中旬に同州サンフランシスコで見込まれる米中首脳会談に向けて、地球温暖化対策での協力を模索する。

 米中は首脳会談の地ならしを進めており、6日にはワシントンで軍備管理や核兵器を含む大量破壊兵器の不拡散に関する高官級協議を開く。

 気候変動問題は米中間で協力しやすい分野。ケリー氏は今年7月に訪中し、解氏と会談している。両氏は10月にもオンラインで協議した。