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共同通信
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「頂き女子りりちゃん」を名乗って恋愛詐欺のマニュアルを販売し、自身も男性の好意につけ込み現金をだまし取ったとして、詐欺罪と同ほう助罪に問われた住所不定無職の渡辺真衣被告(25)の初公判が2日、名古屋地裁(遠藤圭一郎裁判官)であった。この日はほう助罪について審理、渡辺被告は起訴内容を認めた。
起訴状によると、別の女(21)=詐欺罪で公判中=が、恋愛感情を利用して男性2人から現金をだまし取るつもりだと知りながら、昨年6月7日ごろ、マニュアルを販売、今年2月には助言し、現金計1065万円を詐取するのを手助けしたとしている。
渡辺被告は今年4~8月、インターネットで知り合った茨城県の50代男性に「借金を返せば同居できる」などとうそを言い、銀行振り込みなどで計約3800万円をだまし取ったとする詐欺罪でも起訴されている。