FTX創業者に有罪評決

Published by
共同通信
FTXトレーディング創業者のサム・バンクマンフリード被告=7月、米ニューヨーク(AP=共同)

 【ニューヨーク共同】米ニューヨーク州の連邦地裁の陪審は2日、経営破綻した暗号資産(仮想通貨)交換所大手FTXトレーディング創業者で、詐欺などの罪に問われたサム・バンクマンフリード被告に有罪評決を出した。米メディアが伝えた。量刑は来年3月に言い渡される。

 審理されたすべての罪で有罪となった。最長で100年を超える禁錮刑となる可能性がある。裁判は10月に始まり、バンクマンフリード被告は無罪を主張していた。

 FTXは2022年11月に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請し、経営破綻した。バンクマンフリード被告は同12月、米当局の要請を受けてバハマで逮捕された。