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共同通信
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【ニューヨーク共同】米巨大IT5社の2023年7~9月期決算が2日、出そろった。世界的な景気減速懸念が後退し、消費者の購買意欲や企業の広告出稿が回復して、全5社で純利益が増益となった。純利益の合計額は863億9800万ドル(約13兆円)に上った。
4~6月期も全5社で純損益が増益もしくは黒字転換しており、一時の失速から成長軌道に戻りつつある。
アップルは純利益が前年同期比11%増の229億5600万ドルと2四半期連続の増益だった。グーグルの持ち株会社アルファベットは主力の検索連動広告やユーチューブの広告が好調で、純利益が42%増の196億8900万ドルと2四半期連続の増益。