Published by
共同通信
共同通信
【ニューデリー共同】インドの地震観測当局によると、ネパール西部で3日深夜(日本時間4日未明)、マグニチュード(M)6.4の地震があり、警察は4日、少なくとも138人が死亡したと明らかにした。家屋倒壊や土砂崩れなどが起き、けが人も多数出た。
大きな被害を受けたのは首都カトマンズから北西に約300キロ離れたジャージャルコートや周辺地域。警察によると、ジャージャルコートで100人、周辺地域で38人が死亡した。
ネパールでは地震が頻発するが、安価に建設できるれんが造りの家屋が広く普及している。耐震性の低いものも多く、犠牲者が増える要因になった可能性がある。