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共同通信
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国連が定める「世界津波の日」の5日、全国各地で、巨大地震での津波発生を想定した避難訓練が実施された。今年は関東大震災から100年となる節目の年でもあり、地域の防災力を高めるため、避難経路や住民同士の声かけなど、命を守る方法を再確認した。
南海トラフ巨大地震で最大6メートルの津波が想定される徳島県鳴門市では、午前9時半に大津波警報の発令を伝える防災行政無線が流れた。住民ら約100人は緊急避難場所に指定されている道の駅「くるくるなると」の施設屋上に向かった。
東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県石巻市でも、大津波警報の発令を想定し住民らが高台を目指した。