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共同通信
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愛知県稲沢市の国府宮神社で開かれ、ふんどし姿の男たちが激しくぶつかり合う奇祭「国府宮はだか祭」で、「裸男」のもみ合いの前に行う神事に、初めて女性が参加することが7日、同神社への取材で分かった。神事は布などで包んだササを担いで境内に駆け込む「儺追笹奉納」で、女性は転倒などの危険を避けるため、裸男とは時間を分けて着衣で行うという。
国府宮神社によると、長年の慣習から神事には着衣での参加が許されておらず、女性は事実上参加できなかった。
地元の女性団体が9~10月に神社側に参加を要望し、神社が対応を検討していた。