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共同通信
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カンボジアの首都プノンペンで特殊詐欺の拠点とみられるアパートが摘発され、日本人25人が現地捜査当局に拘束された事件で、埼玉県警や北海道警などが日本への移送のため捜査員を同国に派遣したことが7日、捜査関係者への取材で分かった。8日にも日本に移送し詐欺容疑などで逮捕する方針。被害は少なくとも数億円に上るとみられ、県警は指揮系統など全容の解明を目指す。
移送される25人はいずれも男で20~40代。詐欺の電話をかける「かけ子」で、他に指示役や現金受け取り役が存在するとみられる。男らには、北海道の70代女性にとうその電話をかけ、現金数十万円を詐取した疑いが持たれている。