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共同通信
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宮崎市で2020年に起きた殺人事件の公判前整理手続きで、遺留品の画像データを改ざんしたSDカードが開示されたとして、殺人罪で起訴された久常芳治被告(49)の弁護人が6日、証拠隠滅容疑の告訴状を東京地検に提出した。当時の宮崎北署長らが改ざんに関与したとしている。
告訴状によると、弁護人は現場に落ちていたなたの指紋に関する証拠開示を請求。宮崎県警から提出されたSDカードをデータが書き換わらないよう複製し、専門機関で分析したところ、撮影枚数を示す数字が不自然に欠けており、写真34枚が隠滅されたと主張している。