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共同通信
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最高裁判事に6日付で就任した弁護士の宮川美津子氏(63)が同日、最高裁で記者会見し「責任の重さに身が引き締まる思い。書記官らの職員とのチームワークを大切に、他の判事と十分に協議して公平で妥当な判断をしたい」と抱負を語った。判事15人のうち女性は3人となった。
宮川氏は愛知県豊橋市出身。東大法学部卒で、1986年に弁護士登録した。国内大手のTMI総合法律事務所では主に知財分野の専門家として勤務。三菱自動車の社外取締役や日弁連知的財産センター委員長などを歴任した。
宮川氏は5日に最高裁判事を定年退官した早大大学院法務研究科の元教授で弁護士の山口厚判事の後任。