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共同通信
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プロ野球阪神が38年ぶりの日本一に輝いた歓喜から一夜明けた6日、関西を中心に盛り上がりが続いた。大阪・梅田には「日本一」の巨大な垂れ幕が登場し、阪神百貨店梅田本店の優勝セールには開店前から約2千人が並ぶなど地元では祝福ムードが広がった。
5日、SMBC日本シリーズ2023で昨年覇者のオリックスに勝って対戦成績を4勝3敗とし、1985年以来2度目のシリーズ制覇を果たした。64年以来59年ぶりの関西対決を巧みな采配で勝利に導いたのは、38年前に主力選手として初の頂点を経験した岡田彰布監督(65)だった。「長かったですね。僕は27歳だったんですけど。選手の時に日本一を達成できて、監督で日本一を達成できて、幸せ」としみじみと語った。
岡田監督は苦楽をともにしたナインの手に支えられ、気持ち良さそうに5度、宙を舞った。
オリックスではプレーし、監督を務めたこともある。しのぎを削り「オリックス、強かったです。最後の締めくくりとしていいゲームができて本当に良かった」。球界を盛り上げた好勝負を演じ、満足げだった。