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共同通信
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NHKは6日、受信契約を締結していない東京都内の3世帯に受信料と割増金の支払いを求めて東京簡裁に提訴した。正当な理由なく期限までに受信契約に応じない人などに受信料の2倍の割増金を請求できる制度が今年4月に導入されており、適用は今回が初めて。
NHKによると、3世帯に契約締結を求める文書を送付したり、電話や訪問などで説明を繰り返したりしたが、期限までに応じなかったという。
NHKは「誠心誠意の説明を行ったが、どうしても契約締結に応じてもらえなかったため、やむを得ず最後の手段として提訴に至った。今後も一律に請求するのではなく、個別事情を勘案しながら運用していく」としている。