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共同通信
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全国銀行データ通信システム(全銀システム)で起きた障害を巡り、NTTデータグループの本間洋社長は6日の記者会見で「預金者や金融機関の皆さまに多大なご迷惑をおかけしおわび申し上げる」と謝罪した。システムは傘下のNTTデータが構築を手がけており、特別チームによる原因究明を進める方針も示した。
この日の会見では、データの破損を見抜けなかったため障害を招いたと説明。NTTデータは全銀システム以外にも多くの決済システムなどを手がけており、今後主に金融機関向けの100~200件程度の一斉点検を進める。障害で生じた損害への補償については明言を避けた。