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共同通信
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8日午前の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=150円台後半で取引された。
午前10時現在は前日比08銭円安ドル高の1ドル=150円55~58銭。ユーロは04銭円高ユーロ安の1ユーロ=160円92銭~161円02銭。
取引開始当初は前日の米長期金利の低下を受け、日米金利差縮小を意識した円買いドル売りの動きが優勢となったが、すぐに円売りドル買いに転じた。8日は取引の手がかりとなる経済指標の発表がなく、方向感が出づらい展開となった。
市場では「日本時間の8日夜に米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の講演を控え、様子見姿勢の投資家も多い」(外為ブローカー)との声があった。