米空軍、無人偵察機の運用開始

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共同通信
沖縄県の米軍嘉手納基地=2014年2月撮影

 在日米空軍が、嘉手納基地(沖縄県嘉手納町など)に配備した無人偵察機MQ9の運用を始めたことが7日、防衛省関係者への取材で分かった。先月中旬以降、一時配備先の海上自衛隊鹿屋航空基地(鹿児島県鹿屋市)から複数の機体が移駐を終えていた。沖縄県は、基地負担軽減に逆行するとして配備に反対している。

 MQ9は、南西方面の警戒監視を強化するため、昨年11月から8機が鹿屋に一時的に配備された。今年8月には1機が滑走路を逸脱し、地上施設に接触するトラブルもあった。

 嘉手納配備を巡っては、嘉手納町議会も同30日に配備に抗議する意見書を賛成多数で可決していた。

米軍の無人偵察機MQ9