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共同通信
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7日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は7営業日続伸し、前日比56.74ドル高の3万4152.60ドルで取引を終えた。米長期金利が低下し、相対的に割安感が意識されたIT株が買われたのが相場を支えた。
最近発表された経済指標は物価上昇率の鈍化や労働市場の沈静化を示した。このため米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げを停止するとの見方が強まり、投資家心理が改善した。
ハイテク株主体のナスダック総合指数は8営業日続伸し、121.08ポイント高の1万3639.86。
個別銘柄では、半導体のインテルやITのセールスフォース・ドットコムの上昇が目立った。