恒久平和へ「移行期間も」

11/08/2023

　ブリンケン米国務長官は8日、東京都内で記者会見。イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザ情勢を巡り、戦闘終結後のイスラエルによる再占領に反対する立場を強調しつつも「恒久的な平和」構築には、イスラエル側が一時的にガザを管理する「移行期間が現実的には必要になるかもしれない」と述べた。

　ガザをハマスが支配すればテロが繰り返される可能性があると強調。イスラエルの安全を確保する仕組みを確立するために、イスラエルによる一定期間の管理もあり得るとの認識を示した。

　戦闘の一時休止支持で一致した先進7カ国（G7）を称賛する一方、即時停戦否定の立場を改めて示した。（共同）