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共同通信
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ソフトバンクの店頭システムの更新事業を装った投資詐欺事件で、会社経営の男性から現金12億円をだまし取ったとして詐欺容疑で逮捕された同社元デジタルトランスフォーメーション統括部長清水亮容疑者(47)ら3人が男性に「出資すれば20%の配当を渡す」と持ちかけていたことが9日、警視庁捜査2課への取材で分かった。
配当は支払われておらず、捜査2課は3人がソフトバンク本社の会議室で架空の投資話の説明会を開き、高額配当をうたうなどして複数人から多額の現金を集めたとみている。男性以外に少なくとも2人が計1億円以上を詐取された疑いがあり、捜査している。警視庁は9日、3人を送検した。