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自由の女神、反戦デモで一時閉鎖
ユダヤ系団体、20分間にわたり占拠

イスラエルとパレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスとの戦闘を巡り、ユダヤ系反戦デモの参加者数百人が6日、ニューヨーク・自由の女神で停戦を呼び掛けた。参加者は、女神の台座に集まり、「Never again for anyone(誰にとっても二度とないこと)」と書かれた横断幕を広げ、約20分間にわたり占拠。女神は一時的に閉鎖された。
参加者は、ユダヤ系反シオニスト団体「Jewish Voice For Peace NYC」のメンバー。同日午前11時、ロウアーマンハッタンから女神があるリバティー島へ向かうフェリーに、観光客の中に紛れ込み乗船した。デモの様子は、XなどのSNSで拡散し、「私たちは、私たちの名前で大量虐殺が実行されることを拒否します」、「命を守るために今すぐ停戦を!」などと呼び掛けた。
同団体は10月27日にも、マンハッタン区のグランド・セントラル・ターミナルを占拠し、横断幕などを掲げて停戦を訴えた。ハマスがイスラエルに侵攻し、民間人を殺害して以来、ニューヨークでは連日抗議デモが行われている。親イスラエル、親パレスチナ双方の人々に対するヘイトクライムも報告されている。イスラエル軍は、パレスチナ自治区のガザ市中心部に南北から進軍、激しい空爆も行っている。(6日、パッチ)
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