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シティフィールド隣接地にカジノを
メッツのオーナー、80億ドルの再開発計画発表
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米大リーグ「メッツ」のオーナー、スティーブン・コーエン氏は6日、シティーフィールド隣接地を再開発し、カジノやホテルを建設する計画を発表した。
この計画の名称は「メトロポリタン・パーク」。コンサート会場やフラッシング湾を望むグリーンスペースも設ける。敷地面積は25エーカー、総工費は80億ドルだ。コーエン氏は「世界一偉大な都市が、それにふさわしいスポーツとエンターテイメントの施設を保有する時が来た」と指摘。計画実現に向け、すでにロビー活動や政治献金を旺盛に展開している。
ただし、ハードルは低くない。予定地は現在、公園用地に指定されており、再開発には州法を改正しホークル知事が署名することが必要だ。州のカジノ営業許可が得られるかも疑問。コーエン氏が創業したヘッジファンドが2013年、インサイダー取引に関する証券詐欺などで有罪を認め、18億ドルの罰金を支払ったという経緯がある。
競争も激しい。新たにカジノ営業許可が下りるのは州南部3カ所。タイムズスクエア、ハドソンヤード、コニーアイランドなども候補地に挙がっている。クイーンズ区のアケダクト競馬場やヨンカーズのエンパイア・リゾーツMGMもテーブルゲームを展開したいと名乗りを上げている。(7日、ニューヨークポスト)
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