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共同通信
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来年1月2日に皇居で催される新年一般参賀について、宮内庁の西村泰彦長官は9日の記者会見で、新型コロナウイルス禍で取り入れた事前申込制をやめ、希望者が入場できるコロナ禍前の形で開催する方針を明らかにした。参賀者が密集しないよう、1回当たりの入場者数は制限することを検討している。
新年一般参賀は、天皇、皇后両陛下や皇族が宮殿・長和殿のベランダに立ち、国民から祝賀を受けられる。令和初の2020年は計5回の参賀に約6万8千人が訪れた。コロナ禍で21年、22年は中止となり、今年は事前申込制として、抽選で選ばれた約7300人が参加した。