ギリシャ名誉勲章金十字章叙勲 現代美術作家・野田正明氏

 

ギリシャ名誉勲章金十字章叙勲
現代美術作家・野田正明氏

 

野田氏(左)とディミトリオス・カラミツォス-ジラス駐日ギリシャ大使(Photo: 成瀬友彦)


ニューヨークを拠点に活躍する現代美術作家・野田正明氏が、ギリシャ政府より「名誉勲章金十字章」を叙勲し、10月27日、駐日ギリシャ大使公邸で叙勲伝達式が行われた。  

野田氏はニューヨーク在住46年目。2005年にアポロ神殿隣にあるギリシャ国家直営の文化施設、デルフィー・ヨーロッパ文化センター彫刻公園へ『アポロの鏡』を設置したことを皮切りに、20年以上に渡ってアートを中心にギリシャと交流を行ってきた。2010年にはマラソン発祥の地マラソン市に、マラソンの戦い2500周年記念として彫刻『ヘルメスの精神』を恒久設置したほか、現在では、太陽の神・アポロ・天照大神という、ギリシャと日本神話をつなぐ彫刻モニュメントを実現するための活動を続けている。これらのギリシャ神話やギリシャのテーマに積極的に取り組む中で、日本とギリシャの文化交流の発展に貢献したことが評価された。  

野田氏は「ギリシャ大統領からの名誉勲章金十字章は、大いなる栄誉として、今後も世界をアートで繋ぎ、ギリシャとのより深い交流を続けていく上で、かけがえのない支えとなってくれることを願っております」と語った。  

同授与式では野田氏の他、デジタル大臣並びに日本ギリシャ友好議員連盟会長・河野太郎氏にフェニックス勲章グランド・コマンダー章が、日本ギリシャ協会前事務局長・川上修二氏にフェニックス勲章金十字章が授与された。

 

 

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