NY株続落、220ドル安

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共同通信
ニューヨーク証券取引所

 【ニューヨーク共同】9日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続落し、前日比220.33ドル安の3万3891.94ドルで取引を終えた。米長期金利の上昇などが嫌気され、前日終値からの下げ幅は一時250ドルを超えた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は10営業日ぶりに反落し、128.96ポイント安の1万3521.45。

 米FRBのパウエル議長がこの日、政策金利が十分に高い水準に達していると「確信しているわけではない」と発言し、追加利上げへの警戒感が広がったことも売り注文につながった。

 個別銘柄では、医薬品のアムジェン、住宅用品販売のホーム・デポの下落が目立った。