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共同通信
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【ニューヨーク共同】10日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=151円60銭と約1週間ぶりの円安ドル高水準を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)が追加利上げをするとの観測が根強い中で、日米金利差を意識したドル買い円売りが優勢となった。
ただ、市場参加者には日本政府・日銀による為替介入への警戒感もあり、値動きは限られた。
午後5時現在は、前日比18銭円安ドル高の1ドル=151円48~58銭。ユーロは1ユーロ=1.0682~92ドル、161円83~93銭。
FRBのパウエル議長が追加利上げの可能性を示唆したことが、ドル買い円売りを後押しした。