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共同通信
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過去の税金滞納を認めた神田憲次財務副大臣の辞任論が13日、自民党内に浮上した。党幹部は「国会審議に影響する。13日中にも副大臣を辞めさせるべきだ」との認識を示した。神田氏が交代すれば、9月の内閣改造から約1カ月半で政務三役3人が辞任することとなり、政権への打撃は必至だ。
神田氏は10日の衆院内閣委員会で、自身の税金滞納問題を巡り野党から進退への考え方を問われ「私の立場についての言及は控えたい」と述べた。9日は辞任しない意向を示していた。立憲民主党は即刻辞任を求めていた。
神田氏は衆院愛知5区選出で当選4回。自民党安倍派に所属し、内閣府大臣政務官などを歴任していた。