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共同通信
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【サンフランシスコ共同】バイデン米大統領と中国の習近平国家主席が15日に米サンフランシスコで開く首脳会談で、米中の軍同士の対話について一部再開で合意する見通しであることが13日分かった。人工知能(AI)の軍事利用に関する制限や気候変動対策での協力を示すための首脳間合意も目指している。米中関係筋が明らかにした。
バイデン氏は、実務者レベルを含めた軍同士の意思疎通の再開を求める考え。中国軍高官も前向きな考えを表明しており、習氏は応じる構えだ。双方は偶発的衝突の回避を目指す思惑で一致しており、歩み寄りの姿勢を見せて緊張緩和を図る。