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共同通信
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共産党は14日の第10回中央委員会総会で、次期衆院選に向けて野党共闘の再構築を目指すと明記した来年1月の党大会決議案を全会一致で了承した。志位和夫委員長は閉会後の記者会見で、共闘実現へ「最大の努力を払う」と述べた。
志位氏は立憲民主党との関係について「与党の議席を最小化するための連携や力合わせをすると合意、確認をしている」と重ねて主張した。
2017年と20年の党大会決議に盛り込んだ「野党連合政権」構想の記述見送りに関しては「前回とは違う。共闘がさまざまな困難に直面しているのも事実だ」と述べるにとどめた。政権協力は追求すべき課題とした。