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共同通信
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【ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は15日、クラウドサービス「アジュール」に、生成AI向けに自社設計した半導体を導入すると発表した。来年初めからデータセンターに展開する。コスト削減とサービス向上につなげたい考えだ。
生成AIの開発はデータセンターで行われ、複雑な計算を行うため高性能な半導体が必要になる。米エヌビディアの半導体が主に使われているが需要増で企業間の争奪戦が起き、MSは自社設計の導入で補う。
MSの生成AI向け半導体は提携する米オープンAIも開発に協力。高度なAIの学習や効率的な運用に最適化されている。MSは電力効率に優れた別の半導体も設計しクラウドサービスに導入する。