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共同通信
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【ジャカルタ共同】オースティン米国防長官とフィリピンのテオドロ国防相が15日、インドネシア・ジャカルタで会談した。会談後に発表した共同声明で、南シナ海のフィリピン軍拠点に向かう補給船団を中国艦船が妨害した事案に加え、米軍機や艦船に対する異常接近など中国軍の危険行為を非難した。
会談でオースティン氏は、フィリピン防衛に対する米国の関与は強固だとのバイデン大統領のメッセージを伝達した。米比相互防衛条約が南シナ海を含む太平洋での両国軍や沿岸警備隊の活動に及ぶとして中国をけん制した。
情報共有を図るため、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結に向けた協議を加速させることでも一致した。