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共同通信
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岸田文雄首相は15日、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に出席するため、米サンフランシスコに向けて政府専用機で羽田空港を出発した。これに先立ち「自由で開かれた貿易、デジタル経済の推進、気候変動など喫緊の課題について日本の立場を発信する機会にしたい」と公邸で記者団に語った。
現地時間の16日を軸に中国の習近平国家主席と会談する方向で調整している。首相は「建設的かつ安定的な関係を維持する基本方針は変わっていない。さまざまな形で意思疎通を行う」と強調した。韓国の尹錫悦大統領と共にスタンフォード大で討論会に参加すると表明し「未来志向の日韓関係を確認したい」と述べた。