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共同通信
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東京都江東区長選を巡る公選法違反事件で、東京地検特捜部の家宅捜索を受けた自民党の柿沢未途衆院議員(52)の複数の秘書が区議らへの連絡役となり、現金提供を持ちかけたり配布したりしていたことが17日、関係者への取材で分かった。柿沢氏は現金について、区議選の陣中見舞いで違法性はないとの認識を周囲に示している。特捜部は秘書を聴取しており、柿沢氏の関わりや経緯を調べる。
関係者によると、特捜部は16日、柿沢氏の地元事務所の他、秘書や現金を受領したとされる区議、取材に対し現金を受け取っていないと説明していた木村弥生前区長(58)の陣営関係者の自宅などを捜索した。