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共同通信
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【ワシントン共同】ロイター通信は15日、来年の米大統領選で民主党のバイデン大統領(80)と共和党のトランプ前大統領(77)、無所属ケネディ氏(69)の3人が競った場合の支持率はトランプ氏32%、バイデン氏30%、ケネディ氏20%との世論調査結果を発表した。ケネディ氏の支持が上昇しており、大統領経験者同士の再対決への嫌気を反映したとみられる。
ケネディ氏は故ケネディ元大統領のおい。トランプ氏が独走する共和党候補指名争いの初戦となる中西部アイオワ州党員集会まで15日で2カ月。有権者の熱気は低く、第3の候補への期待が強まっている。
民主党中道派マンチン上院議員(76)は15日、NBCテレビのインタビューで大統領選への出馬を検討しているかと問われ「その通りだ」と意欲を示した。
ロイターの世論調査は13~14日に調査会社イプソスと実施した。バイデン氏支持者のうち約50%は「トランプ氏の政策に反対している」とした。「バイデン氏の政策を支持している」と回答したのは38%にとどまった。