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共同通信
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悪質なホストクラブに通う女性が支払い資金捻出のため売春などをする問題を受け、有数の歓楽街、歌舞伎町がある東京都新宿区の吉住健一区長は17日、区役所で記者会見し「売掛金が一定以上にならないようにするなど、自主規制のルールを作るよう店側に要請している」と明らかにした。
区によると、ホストらが、飲食代を肩代わりして客に後払いさせる「売り掛け」を悪用し、多額の借金を背負った女性に風俗店勤務や売春を強いるケースが相次いでいる。12月から、弁護士による被害相談窓口を区役所に設けるという。
会見には、被害女性や親の支援団体「青少年を守る父母の連絡協議会」の玄秀盛代表も参加した。