Published by
共同通信
共同通信
【エルサレム共同】パレスチナ自治区ガザ北部で地上侵攻を進めるイスラエル軍のハガリ報道官は17日夜「イスラム組織ハマスがいるどんな場所にも前進する。南部にもいる」と述べ、ガザ南部への侵攻拡大を視野に入れていると明らかにした。北部から住民多数が避難しており、南部侵攻に乗り出せば、人道危機はさらに深刻化する。
報道官はガザ北部にある地区最大のシファ病院の地下で、さらなる「テロ施設」を発見したとし、ハマスに拘束された人質の情報を収集していると表明した。証拠は示さなかった。軍は地下にハマス中枢の司令部があるとして15日にシファ病院に突入した。