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共同通信
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自民党の片山さつき氏は20日の参院本会議代表質問で、出生時の性と性自認が一致しないトランスジェンダーの女性を取り上げた。女性用トイレなどで、体の性別と性自認が一致する女性の安全を脅かしかねないとの見方を示し、国民の「不安」を主張した。議場では、差別助長だと非難する声が上がった。
性的少数者のトランス女性は、身体が男性だと知られれば差別に遭うとの懸念から、公共トイレの使用をためらう人が少なくないとされる。片山氏の発言は、トランス女性が変質者であるかのような印象を広げ、偏見をあおる可能性がある。
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