プーチン氏に侵攻撤退要求

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共同通信
ドイツのショルツ首相

 ドイツのショルツ首相は22日、20国・地域(G20)のオンライン首脳会議(サミット)で、ロシアのプーチン大統領に「ウクライナへの攻撃をやめ、軍隊を撤退させるよう求めた」と明らかにした。イタリアのメローニ首相とのベルリンでの共同記者会見で語った。

 ショルツ氏と共にサミットに参加したメローニ氏は「プーチン氏はロシアは和平交渉に取り組みたいと言ったが、とても簡単だ。軍隊を撤退させればいい」と強調した。

 ショルツ氏は、プーチン氏のサミットへの参加は「ロシアが軍隊を撤退させれば、ウクライナの平和は容易に回復できることを明らかにする良い機会だった」と述べた。