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共同通信
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木原稔防衛相は24日の記者会見で、北朝鮮の軍事偵察衛星打ち上げについて「米国、韓国とも連携しながら分析を進めた結果、何らかの物体が地球を周回していることを確認した」と明らかにした。打ち上げが成功したかどうかに関しては言及を避け、北朝鮮が意図した機能を果たしているか慎重に分析するとした。
政府はこれまで、詳細は分析中とした上で、地球周回軌道への衛星の投入は確認されていないと説明。一方、韓国政府は発射が成功したとの分析を公表している。
木原氏は、日韓の見解の違いについて「それぞれの総合的な判断だ。必ずしも同一になるわけではない」と述べた。