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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は24日、イスラム組織ハマスが人質の一部を解放したことについて「始まりに過ぎない」と述べ、さらなる解放に期待を示した。イスラエル軍とハマスが合意したパレスチナ自治区ガザでの4日間の戦闘休止について、延長の可能性は十分あると言及した。滞在先の米東部マサチューセッツ州で記者団に語った。
米国がイスラエルやカタール、エジプトと交渉を続けた末に今回の合意が実現したと述べ「これまでのところ順調に進んでいる」と強調。ガザの民間人に食料や医薬品、燃料を届ける「重要な機会」になるとした。米国人を含む残りの人質が解放されるまで外交努力を続ける考え。