Published by
共同通信
共同通信
顧客からの嫌がらせや迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」を直近1年間に受けた人は64.5%に上るとの調査結果を危機管理コンサルティング業「エス・ピー・ネットワーク」が26日までに発表した。土下座強要や長時間の居座りなどを経験した人もいた。
同社は「従業員を守れないと、人材確保に大きな影響を及ぼす」と指摘している。
調査は7月にネット上で実施。卸売・小売業と交通インフラ業の回答者の半数以上は「執拗な言動」「威圧的な言動」をそれぞれ経験していた。
自由記述では「土下座を強要」(サービス業)、「2時間近く居座り」(製造業)、「3時間以上の拘束」(金融・保険業)などが挙がった。