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共同通信
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1年納めの大相撲九州場所は26日、福岡市の福岡国際センターで千秋楽を迎え、西大関霧島(27)=本名ビャンブチュルン・ハグワスレン、モンゴル出身、陸奥部屋=が13勝2敗で4場所ぶり2度目の優勝を決めた。最後まで争った西前頭8枚目の熱海富士は11勝4敗に終わった。
霧島はモンゴル出身力士として100度目の制覇となった。同国勢の初優勝は2002年九州場所の大関朝青龍(後の横綱)だった。
5月の夏場所後に大関昇進を決めた霧島は初の年間最多勝も達成。今年は6場所全て三役以上が制し、6年ぶりに平幕力士の優勝がなかった。