パレスチナ学生銃撃を非難

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共同通信
バイデン米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】バイデン米大統領は27日、東部バーモント州で25日にパレスチナ出身の大学生3人が銃撃された事件で声明を発表し「米国に暴力や憎しみがあってはならない」と非難した。事件の背景は不明だが、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘を背景にユダヤ人やイスラム教徒への憎悪が広がることに警戒を強めている。

 米メディアによると、警察が殺人未遂容疑で逮捕したジェーソン・イートン容疑者(48)は27日、裁判所の罪状認否手続きに拘置施設からリモート出席し、容疑を否認した。警察は憎悪犯罪(ヘイトクライム)の可能性もあるとみて慎重に捜査している。