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共同通信
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【ニューヨーク共同】核兵器禁止条約の第2回締約国会議に合わせた「若者締約国会議」が28日、国連本部近くで開かれ、各国の若者が参加した。被爆者の「ノーモア」の訴えに応え「証言を直接聞ける最後の世代。10年後、20年後には必ず核廃絶を実現する」と誓った。
広島で被爆した箕牧智之さん(81)は、米軍の原爆投下で広島が焼け野原になり、約5カ月で14万人が亡くなったとされると説明。「人間の命は尊い。ノーモア・ヒロシマ、ノーモア・ナガサキ」と呼びかけた。
ブライアン・アングロさん(26)は「原爆が彼の人生に深く影響を与えたことが分かった」と話し、核廃絶への働きかけを強める考えを示した。